植物の力を最大限に引き出し、医療にも役立つ作物の実現へ
概要(研究開発と期待される効果)
研究開発
民間企業との共同研究
自治体・公的研究機関等との連携
太陽光型
- 環境制御および省エネ・省資源技術の開発
- 生育モニタリングと成長促進技術の開発
- 養液栽培、植物工場用の品種開発・育種
- 被覆資材等の開発、機械化・自動化
- その他
人工光型
人工光型
- 新光源・照明システムの開発と低コスト化
- 環境制御、植物の生育制御
- 植物工場用の新規作物の栽培法の確立
- 高品質化、機能性成分増加の技術開発
- その他
期待される効果
- 新たな植物工場産業の創出 マーケットが求める食材供給
- 研究成果の産業移転 植物工場技術の輸出
- 高度な植物工場技術者の育成 植物工場の技術指導・普及
太陽光型植物工場
施設紹介
松戸キャンパスに15棟
高圧ナトリウムランプによる補光(6号棟)
細霧冷房装置(各棟、各種)、特定網室(5号棟)
ユビキタス環境制御システム(UECS)
ユビキタス環境制御システム
- 3台のPCで全体監視
- 棟間は光ケーブル接続
- ルータを介して校内LAN接続
- ハウス制御専用LAN内で稼働
- クラスBネットワーク
- UECS仕様コントローラ
- ネットワークカメラ導入(一部)
各棟の構成(代表例)
研究紹介
夏季の環境制御法(細霧冷房、CO2施用)の開発
- 1号棟(左:一流体ノズル)と4号棟(中央:二流体ノズル)細霧冷房装置の比較とトマト栽培への適用
- 遮光率とキュウリの果実成長との関係解明(3号棟)
果樹の高品質のための光環境制御法の開発(13号棟)
- 夜間青色、赤色LED照明とリンゴ実生の機能性物質及び整理活性物質産生
- 太陽光+青色、赤色LEDとブドウのアブシシン酸、NCED1、CYP707A遺伝子の発現
養液栽培法によるイチジクの周年生産技術の開発(14号棟)
ポットを用いた根域制限条件下でイチジク樹を密植し,早期成園化を図るとともに,年間を通して高品質のイチジクを安定して生産する技術の開発を行っている.
人工光型植物工場
施設紹介
栽培室は7室
最新のLED実験室
様々なLED素子(波長域)、照明器具、照射方法について、メーカーの協力を得ながら開発
多波長LED照明付光合成測定システム
特定波長合成LED照明システム
研究紹介
光環境制御による高機能性野菜の生産
青色光割合を高めて赤系リーフレタスのアントシアニン(抗酸化成分)増加
紫外線照射によるモロヘイヤのクロロゲン酸(抗酸化能の高い機能性成分)増加